キリスト聖書学園(CBI)が神学校を開始する20年以上前から、「名古屋の地でもっと神学の学びの機会が与えられますように」という祈りが牧師の間でささげられていました。
名古屋は日本の大都市の1つでありますが、関東と関西に比べると質の高い神学教育の機会はわずかしかありませんでした。さらに、大都市の中で、愛知県は教会の人口比が一番低く、東京の50％ほどです。教会の将来のリーダーを育て整えるために、名古屋は特に重要な場所であり、神学教育が必要な地域でした。
そこで2004年にマイケル&パール・オー宣教師夫妻が来日し、多くの人々の協力を得ながらCBIを創立。名古屋の地で福音宣教の働きのために日本のクリスチャンを建て上げるミニストリーが始まりました。2005年5月に、CBIの最も重要なミニストリーであるキリスト聖書神学校(CBS)が開校し、最初の入学式が行われました。マイケル・オー初代校長のもと、4人の神学生が学びを始めました。授業は名古屋郊外にある日進キリスト教会の2階で行われ、主は様々な背景の学生を福音の働きのために準備するよう召してくださいました。そして、神学校は大きくなり始めました。
